有田のうつわ

器は100均とインターネットの影響でどんどん売れ行きが悪くなり
商店街の器屋さんは開店休業状態のところが増え、
業務対応も行っていた大きな店舗も閉店ニュースが耳に入る今日この頃。
そんな中でもゲンキと言われる佐賀県有田にて見学をしてまいりました。
「ラーメン専用のラーメン鉢」はかなり有名ですが
それ以外にも、カレー専用、焼酎専用グラス、ビール専用グラスなどを次々と開発。
プロダクツのフォルムは科学的にロジカルに突き詰めて共有して、
デザインは各窯元が趣向を凝らすというコラボレーションの方法のようです。
ちょうどコラボ企画第8弾・日本酒グラス(おちょこ)の展示をしておりました。
淡麗=さっぱり辛口系、濃醇=ふくよかで重みがある系の2タイプ向け。

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買ったのはビアグラス。どうしてこの形状なのか、こと細かに説明してありましたが
「飲食のための器」というポジショニングからの攻め方が徹底してます。
おそらく「おいしいビールとはどういうビール」という定義が明確にあるからこそ
ここにたどり着けるのだと思います。撮影ディレクションと同じです。
ランチにはお約束の名物駅弁「有田焼カレー」。

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焼酎グラスは普通の形状と、匠の蔵シリーズとで比較できるコーナーがあったのですが
明らかに香りが違う、ワイングラスのノンブランドとリーデルほどの違いがありました。
食のプランナーとして食べ物・飲み物の開発・販売に関わることが多いのですが
それをどう調理するのかのみならず、
どんな場所で、どんな食卓で、どんな食器で箸でいただくのか、
までの設計の必要性を感じての今回の有田行。よい勉強になりました。