ナカシマ日記 仙巌園とMinimal

5月12日
仕事上の「ラブレター」を発信したまま週末に突入。こういう時は、頭の後ろあたりにビー玉くらいの大きさの「お返事の行方袋」が浮遊している。若手社会人のころはこれができなくて前頭葉にバレーボールくらいの大きさで存在していた。いろんな仕掛り案件を、いったん小さく畳んでおくことができるようになったのは、きっと一つの成長なんだろうと思っている。

5月13日
今年になって最も好きなチョコレートはMinimalになった。Bean to Barを名乗るクラフトチョコは増えてきたけれど、その中でも最も好き。カカオと製法を突き詰めるその姿勢はもはや求道者のよう。自分用にするにはちょっと気が張る値段だがギフトにすると驚くほど喜ばれること請け合いなチョコレート。ぜひ一度お試しを。
https://mini-mal.tokyo/


5月14日
お客様が新しく設立された加工場に訪問。来訪者の方が会社や会議室に一歩足を踏み入れたタイミングで、企業理解を深めていただくための誠実で豊かなコミュニケーションを図る手立てを考えて欲しいというご依頼に応えてのもの。ブランドに関わるすべてを任せていただくのはありがたいというほかない。加工場は想像より倍以上の大きさがあり、これまでのクオリティを保ちながら、食卓をいろどる様々な美味が生まれていくんだなと、未来を想像。関わり始めて5年、3回目のエポックになるはず。

5月15日
今期のプロジェクトについてお客様と打合せ。最初の提案をより良くすべく知恵を絞る。最初に出た案がよいという話もあるが、話を交わしていくうちに、最初の視界が偏っていたり、小さかったりすることに気づくことも多い。さて今年はどうなるか?

5月16日
様々な業界の方々が関わるイベントの打合せ。業界はもちろん、会社での立場も経験も年齢も全く違う中で方向性を見出していくのは、かなりの力を必要とされる。いろいろと気をも無事も多いけれど、よい経験になっているのも事実。

5月17日
島津のお殿様の別邸・仙巌園に約10年ぶりの訪問。前回までに形成された印象を見事に一蹴するほど、よい時間と空間を楽しむ。ビジュアルが整うとこうまでも印象が異なるのか、という感想もあるが、もっと重要なのはその背景にある哲学とコンセプトだと実感。すばらしいのは長い長い歴史を継承する場所を守り伝え繋ぐ人たちのフィロソフィ。そしてそれを形にしたクリエイティブ・チームの方々。尊敬します。写真は邸内の中庭。


5月18日
ここ2ヶ月、スタジオのネットワーク環境をリニューアル中。効率性も安全性も操作性も含めて実施しているが、取り組めているのは力強い助っ人がいるおかげである。うちのような小さな会社は社内だけですべてを賄うことはできないので、社外の助っ人チームとの関係はとても大切だし、いつも感謝している。