知られると残っていく郷土料理~7/24
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1:種子島に行ってきました
2:冷や汁が全国に知られるようになるまで
1:種子島に行ってきました

鹿児島港から種子島まで高速船で1時間半ほど。窓の外に広がる海がもう完全に真夏の色でした。
鹿児島の夏の海は青の濃さが違う、夏だなあと。
船内は満席。部活でおそろいのTシャツを着た学生のグループや、旅行らしき家族連れもたくさん。
夏休みだということを忘れてました。
2:冷や汁が全国に知られるようになるまで

鹿児島に来てから夏になると冷や汁を作るようになりました。暑いなあ→冷や汁。夏料理への切り替えスイッチみたいな料理です。
せっかくなので冷や汁について調べてみました。
意外だったのは、冷や汁はもともと全国にあった料理だということ。
鎌倉時代の記録に原型らしき記述があり、その後、僧侶によって各地に広まったらしい。ただ各地では次第にすたれ、夏の暑さが厳しい土地や、材料が採れる土地に残ったようです。
宮崎は気候と食材の両方が合っていたのでしょうね。
そして全国区になったのは、実はけっこう最近のこと。
2007年に農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選出。それ以降、「地域の食」をテーマとするメディア・コンテンツが増えることと相まって、夏バテ対策の健康食としてテレビや雑誌に取り上げられたりするようになったそうです。
実は鹿児島の鶏飯もこの「農山漁村の郷土料理百選」が全国的に知られるきっかけだったと聞いたことがあります。
知られることで興味を持たれ、求める人が増えれば作る人も増える。
そうして郷土料理が残っていく。
農水省さんのお仕事でした!