WEBを最大活用するために。
WEBはやって当たり前、ふつうのメディアに。
すでに「WEBは使って当たり前」状態ではありましたが、ソーシャルディスタンスの観点から、今後は「WEBにコミュニケーション基盤を持っていない会社(商品、サービス)はとは商談しにくい」という状態になると考えています。
やって当たり前なことなので、たいていの会社で掲載しているような「最低限ここまでは必要」な情報くらいは網羅すべきですが、それは差別化要素にはなりません。何と言っても「やって当たり前」なので。
対面で行っていた営業・商談の一部もオンライン化するでしょう。オンライン会議での商談ができないと、チャンスが減るという事態は容易に想像できます。
これまで大型会場で開催されていた展示会については、すでにオンライン展示会企画も開始、出店社募集が始まっているものもあるようです。
情報洪水のWEBの中でお客様と出会い、購入・成約を引き出すために
やって当たり前ということは、開設=やっとスタート地点ということ。やってないないとマイナス点だったものが、やっとスタートラインに立てたという段階です。
ではスタートラインから足を踏み出して、WEB上でビジネスにプラスになるような成果を生み出すにはどうすれば良いのでしょうか。
- 他と同じようなSEO
- 他と同じようなサイト構成
- 他と同じようなサイトレイアウト
- 他と同じようなコンテンツ
- 他と同じような写真
- 他と同じような商品紹介説明文
- 他と同じようなデザイン
これでは選ばれる理由、心を動かされるきっかけがないままです。
ビジネスメリットをもたらすためには、SEO・サイト構成・レイアウト・コンテンツ・写真・商品紹介説明文・デザインなどすべてにおいて徹底的に強化・差別化を図っていくことが必要と考えられます。
公式サイトが役立つ場面
取引先開拓
商品の販路開拓において、新規取引の採否を決定する場合、多くの場合、先方社内の複数バイヤーによる検討・承認プロセスが発生します。その時、誰が見ても同じ情報が得られる自社WEBメディアは、窓口・担当者に左右されない情報の下支えをすることができます。また先方関係者内で共有しやすいのもWEBのメリットです。
採用募集
就職先やアルバイト、パート先を検討する時、多くの人はその会社の公式サイトを閲覧します。自分で閲覧するだけではなく、家族や友達に見せて意見を聞く、もしくは承認を得るという行動をとることが知られています。公式サイトが応募者の質量に影響を与えます。
広報取材
新聞や雑誌、WEBメディア、業界紙などのメディアが取材先を探す時、該当となるキーワードで検索し、複数の公式サイトを閲覧した上で、一番テーマや条件にあう会社に取材依頼を行うという流れがあります。会社の基本情報を開示することは、社会・世の中からのアクセスを得るためにも必要なことです。
中小企業・小規模事業者が取り組むべきオンライン化
- 【パソコン購入とインターネットの開通】
・当たり前ですが敢えて・・・スマホだけでは対応しにくく効率化しにくいオンライン・サービス対応のため。 - 【全社員に1パソコン、1メールアドレス】
・当たり前ですが敢えて・・・もう共有は有り得ません。複数人で共有するメールアドレスでは情報管理体制の脆弱性を露呈するようなものです。 - 【オンライン会議】
・営業、商談、接客のオンライン化。
・一度やってみると直接対面のときほどうまくできないことにびっくりされる方が多いです。 - 【クラウドサービスの導入】
・会計管理・文書管理をデータ化しクラウド利用。 - 【公式サイトの拡充】
・ここだけで最低限の情報カバー、問い合わせなどアクションにつながるような拡充。
70代社長もオンライン会議デビュー
連絡はメールより電話、インターネット苦手、パソコンは少々・・・という弊社のお客様がいらっしゃいました。とある会社の代表取締役社長、年の頃は70歳代です。
このコロナ禍の中、今後ビジネスにどんな影響・変化が現れるかを一緒に検討していた所、営業・商談のスタイルが変わりそうだという点で意見が一致。
そこでまずはオンライン会議に慣れましょう‼ということになり、電話で説明しながらオンライン会議を初体験していただきました。
カメラ・マイクの設定には若手社員さんのサポートをうけましたが、約1時間ですっかり自分で操作できるようになり、今では仲間の社長さんたちにも教えていらっしゃるようです。
実際にご自身でオンライン会議を体験したことで、リアルと同じ効果を出すためには商談スタイルや商談資料のブラッシュアップが必要だと結論づけられ、現在はそのお手伝いをさせていただいているところです。