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麺類ののどごし

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寒い日には釜揚げうどんを食べたくなります。

ちょうどいただきももの五島うどんがありましたので、早速茹で始め。
五島うどんは平安時代の遣唐使のあった時代に伝わったと言われる
日本のうどんの原型とも呼ばれているそうで、
製法がとてもシンプルなのが特徴。

一度工場を見学させていただきましたが、
機械もつかいますがとてもシンプルな機械だし、
人では多く使うし、本当に昔からのまま作られている様子がよくわかりました。

シンプルなのはのどごしにも表れていて、食べるとツルっとしています。

昨今のラーメンブームでは店ごとのオリジナル麺にこだわり、
スープが絡むように麺の表面積を増やすような工夫をすることもありますが
五島うどんは、ほんとうに、ツルっとしています。ツルっと。

のどというのは口内の延長、食感も感じることができるんだそうです。
だから時代が進むにつれ、多様なのどごしの麺がつくられるようになるのですが
そういう意味でもこれは元祖うどんともいうべきのどごし。

麺はコシとともにのどごしにも特徴が現れますね。

そういえば、鹿児島は代表的な特産品ともいえる麺類が思い当たりません。
小麦の生産が少なかったからでしょうか。
最近は日本一早い夏蕎麦が注目されていますけれど。

うどんを入れているのは、すり鉢。
胡麻をすったり、とろろ芋を作ったりするあのすり鉢。
保温性が高いのとテーブル上にも映えるので使ってみました。