貝の春
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一雨ごとに春がちかづいていることを感じる今日このごろ。
春といえば貝、貝ですよ。
俳句の季語でいえば、浅蜊・蛤・蜆・栄螺は春の季語。
私が春=貝と思うようになったのは幼少期のた意見と東京住まいの経験から。
4月になれば潮干狩りに行き、
春になれば魚屋にも寿司屋にも蛤が並びます。
(鹿児島ではあまり煮蛤をみませんが大好物です)
貝をもちいた料理には独特の旨味がありますがその正体はコハク酸。
うま味の一種ですが、その美味しさは独特、春を実感します。
逆に言えば貝料理はコハク酸をうまく引き出し
他の味成分と調和させることがおいしさの秘訣。
またコハク酸を貝自体から出しきってしまわないようにするのもポイントとか。
そういえば、鹿児島には貝を使った名物料理や特産品は少ないですね、
デザインとしても貝をモチーフにしたものをほとんど見ないように思います。