【観光】GO!OH!SUMIと良いワークショップの3つの条件
大隅地域への来訪者をアクティビティの面から増やすことを狙いとするGO!OH!SUMIプロジェクトを、今年度弊社にて担当させていただいています。
◯GO!OH!SUMIプロジェクト
https://studiok-co.jp/news/2474.html
https://studiok-co.jp/news/2478.html
動画製作や写真撮影などを行うと同時に、来訪された方に喜んでいただけるような大隅ならではの体験、たとえば食などを開発する「商品開発プロジェクト」の第2回ワークショップが1月25日に開催されました。3事業者の3商品をお互い試食し、アドバイスを相互に行い、価格やセット内容、提供の仕方について智慧を絞り、プロモーションの方法等について検討を行いました。
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世の中にワークショップというのは多数あり、様々なテーマで開催されているのですが、結果として実利を出していける(行動する、とか、より良くなる、とか…)ワークショップには大切な3つの条件があると思っています。
1)同士がいること
同じ立場、同じ悩み、同じ地域など、何かしらのテーマを共有できる人員構成。
2)導師がいること
いわゆる専門家。テーマに対してがっぷり四つで取り組んでいて、本質的な助言、情報提供ができる人。同じ人ばかりだと迷路に入って出てこられない場合も・・・。
3)動詞で語ること
外部の立場でモノを言うのはとてもたやすい。悩みや不安を吐露することだけに終始しても実りにくい。客観的で評論家でいることは簡単だけれども当事者がつらくなる。「良い悪い」ではなく「◯◯する」「◯◯しよう」で話し始めると少し先の未来が共有しやすい。なぜならば、動詞で語るための主語は「わたし」になるから。「私が◯◯やってみる」「私だったら◯◯しない」そうゆう主観的な意見が実は今とても大切。
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今回はそれがとてもよく機能したケースでした。
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このような「相互アドバイス」というのが非常に効果的であることはこれまでの経験からわかっていることなのですが、同じ事業者同士、悩みや課題も似ているので、誰かの課題について考えることが全体の課題を改善することにつながるケースがとても多いのです。今回も相互に活かせるトピックスがいくつも生まれていました。
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会の冒頭には鹿児島におけるアウトドア・アクティビティ・キングである、くにの松原キャンプ場の堀之内様にも「キャンプと食」というテーマで情報提供と個別課題への貴重なアドバイスをいただき、非常に役立つ情報満載のワークショップとなりました。堀之内様には心より御礼申し上げます。くにの松原キャンプ場は動画撮影でも大変お世話になったのですが、ほんとうに良いキャンプ場でした。ファミリーもソロも、車もバイクも、テントもロッジも、目的・用途・移動手段などに合わせて使い分けられる魅力的な場所でした。松林の中であることも大きな魅力!
◯くにの松原キャンプ場
http://gocamp.jp/
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さて、これらの商品、今後実際に大隅地域で提供されていくことになるのですが、その前3月上旬に鹿屋市と鹿児島市にてお披露目会を予定しております。別途製作進行中の動画や写真のお披露目と合わせ開催する予定です。