《日記》溶けるほど暑い2019年8月3日~8月9日
▶土曜日は、この一週間に代表ナカシマがつらつら考えた雑感と日記。
※トップページの写真は、みやまコンセールからみた霧島
▶評価軸は多様~旨い・上手いだけじゃない
1980年に始まった霧島国際音楽祭は、「志があっても留学できない学生のために、優れた音楽家による教育と音楽会を聴ける機会をつくる」ことが目的だったそうです。このファイナルコンサートは2週間に渡る講習ののち、プロの演奏家と受講生が一緒に演奏する機会。超上質な音色…というわけにはいかないが、必死にくらいついていく受講生と、それを引き立てよう、力を引き出そうとするプロが織りなす、独特の音色と感情が渦巻くみやまコンセール。演奏家にとっては、ある意味、卒業式でもあるのだろう。このような構成員で演奏するのに最適な曲目、そして指揮者。チョイスがすばらしく、音楽祭の狙いを踏まえたすばらしい企画をされた方に敬意を感じた。
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▶集中から超集中へ
毎年この時期は食に関わる事業を営まれる弊社のお客様は超繁忙期。よってアポとか電話とかメールが非常に少ない。さらに土曜日ということもあって事務所の一人仕事が捗ることこの上無し。コミュニケーションはもちろん大事だけど、「深く集中できる”継続した”時間」も大切だと改めて感じる。集中が度々途切れると、結局思考も途切れてしまい、深みにたどり着かない。毎朝3時間一人の仕事時間を持っているのも同じ理由。意識的に超集中・没頭できる時間を作るようにしよう。
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▶小規模事業者持続化補助金
採択結果が発表され、小規模事業者持続化補助金の連絡が入ってくる。せっかく支援のチャンスを得られたのだから、リターンが見えるような戦略的なお手伝いを、といつも考えている。「作って終わり」ではなく、「作って、初めて、立ち上げ、ある意味定着」というラインに乗せやすいやり方というものは確実にある。関係性あってこそだけど。
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▶小さな会社のネットワーク環境
事務所のネットワーク環境やサーバ等について確認など。お客様の事業データや各種申込み者情報を保有するから、この当たりは定期的に見直したり情報整理を行うようにしている。いつも助けてくれる方がいてありがたい限り。こういう社外の専門家やサポーターがいない、もしくは必要性を感じていない小さな会社やフリーランスの人はどうしているのだろう?ある意味怖い…。
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▶戦略的デザイン活用
鹿児島の食とデザイン事業の1プログラム、個別相談の対応。会社にとって新しい事業を立ち上げようとされているお二人と、予定の30分を大幅オーバーして1時間30分話す。つくづく思うが、第一にデザインは戦略。戦略のないデザインや、絵柄を並べたデザインが減り、戦略的デザイン活用が増えること。これは鹿児島の食とデザインの一つの願い。