デザインをどう評価するのか。

経営とデザイン デザインをどう評価するのか。

デザインが納品されてからが事業の始まり

デザインを納品するとデザイナーは一段落・・・ではありますが、ビジネス的にはそれがスタート。

今から商談が始まる、新商品を展示会でお披露目する、新店舗が開業する、会社の50周年を機会に取引先との関係を深める・・・ある意味、デザインが納品された時というのは「いよいよ本番」「いよいよスタート」のタイミングなのです。

デザインは理念、価値、戦略そのものですからデザインへの評価=取り組みの成果そのもの、なのです。

1:デザインの成果は定性と定量の両面で押さえる

どんなものでもそうですが、評価は定性・定量の両面から行うことがポイントになります。

デザインそのものへの評価は非常に難しいものです。

デザインのコンクールのようにデザインそのものを評価するのであれば別ですが、デザインの評価とビジネス・事業・経営としての評価は必ずしも一致しません。

新しいデザインを導入した商品・サービス・店舗・会社全体としての評価の中から、デザインの効果を見分けていく・・・ということが大切なのです。

2:デザインの成果指標

たとえばデザインの成果指標には下記の観点があります。

◯成果指標:定量的なもの、定性的なもの
◯成果の作用領域:対外的なもの、社内的なもの

この成果指標2項目と成果の作用領域2項目のマトリックスで押さえていくとよいでしょう。

3:定量的な成果指標

◯商品・サービスであれば

  • 売上
  • 顧客数
  • 販売数・注文数
  • 購入個数/人
  • 顧客単価/人
  • 新規取引先数
  • 導入店舗総数
  • 商談継続数
  • 予約数 など

◯その他の場合

  • 設置数
  • 問いあわせ数
  • 寄せられた声の数
  • メディア取材数 など

4:定性的な成果指標

◯声

  • 社内、取引先、関係者、顧客、配布先から寄せられた声

◯SNS

  • ツイッター、Facebook、Instagramなどで言及された例

◯マスメディア

  • 新聞、テレビ、ラジオ、WEBメディアなどでの掲載内容

5:対外的な成果例

※成果指標以外で、

◯対象物を見ての導入相談など新しい取引・ビジネスが広がった

◯対象物を見てコラボレーションの相談が入った

◯対象物を見て別バージョンの依頼が入った

◯対象物を見て視察・取材の要望が入った

◯対象物を見て原料取引の売り込みが入った

6:社内的な成果例

※成果指標以外で、

◯声をかけられることが増え、社員が喜んでいる

◯受賞や取材で会社や商品に誇りが持てるようになった

◯外部から評価されるようになり社員の自発性が高まった

◯入社希望者が増えた、内定辞退が減った

◯社内の活動が活発化した、アイデアが出るようになってきた

読んでも解決できなかったら

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執筆者 中島 秋津子

株式会社STUDIO K
デザイン・コーディネーター

中島 秋津子