ぶりのてっぺん:パッケージデザイン

▶鹿児島県主催の食品関連産業振興プロジェクト内で、県外への販路開拓をめざす「商品ブラッシュアップ・プログラム」にてパッケージデザインを担当。

指宿を拠点として金目鯛を中心とした漁業を営んでいたカーマインさんは、漁獲した魚の付加価値を上げ、かつ遠方まで輸送できるよう日持ちの長期化を考えて、加工化に取り組んで来られました。

この「ぶりのてっぺん」もその一つ。鰤のあら煮などで食べることもある、頭部からスポッととれて旨味のつまった二本の頭肉をおつまみ用に味付けし、真空パックにされました。

最初お話を伺った時には「それ、どこの部位?」と聞き直し、説明を何度も伺って「ああ、あれ!」。

パッケージデザインにおいては、その「知ってるけど名前がない」問題をどうするかが最大の課題。敢えて「名前がないものを説明する文章」を特徴ある書体で全面に配置し、売場での「なにこれ?」という違和感を狙いました。本当におつまみに最高!

パッケージデザイン

ぶりのてっぺん:パッケージデザイン

カーマイン

◯パッケージデザイン
◯イラストレーション
◯コピー
◯包材企画

販路開拓コーディネート:ジーブリッジ

パッケージデザイン:STUDIO K 和田幸江

※2017年3月