九州ロゴマーク:デザイン公募の事業設計・事務局

九州地方知事会及び九州地域戦略会議の諸活動において統一使用するロゴマークデザイン公募における企画・運営を担当いたしました。

背景にはデザイン、特にロゴマーク公募におけるプロセスや選考の不透明性、選出されたロゴマークの類似性などに社会的関心が高まったことがあるようです。

良い公募事業の第一歩は力ある良いクリエイターが応募したくなること、そして課題解決につながるデザインが生まれるようなコニュニケーションをとること、条件に叶う作品が必ず選ばれるような審査プロセスの設計が非常に重要です。

本件ではその公募企画から発表前までのすべてのプロセス設計と運営を担いました。

【内容】コンセプトを「九州はひとつ」とし、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県・山口県9県が参加、連携をとった活動を行う場合に使用するロゴマークを募集。福岡市・熊本市・鹿児島市にて説明会を実施。

【審査】デザインの優秀性やオリジナル性に加え、コンセプトの体現などの観点を設定し審査されました。

【発表】受賞者は茂村巨利さん(福岡県)。第33回九州地域戦略会議にて公表され記者発表が行われました。

【活用】ロゴマークはフランスでの九州合同プロモーションやJapan Expoなどの場で使用が始まっています。「九」「州」「一」の3つの漢字を組み合わせ、九州は一つとの理念を象徴。暖簾(のれん)をモチーフとしたデザインには、国内外から多くの人に「九州の暖簾をくぐって頂きたい」とのメッセージが込められています。

【関連HP】
福岡県
毎日新聞
西日本新聞
日本経済新聞

ロゴマーク・デザイン公募

九州ロゴマーク:デザイン公募の事業設計・事務局

九州地方知事会・九州地域戦略会議

◯複数自治体連合による公募事業の企画運営
・デザイン募集企画
・審査企画設計とアレンジ
・審査から発表までのプロセス設計と運営
・事務局機能

企画・マーケティング・審査及びプロセス設計・事務局マネジメント:STUDIO K 中島秋津子

※2018年5月~2019年3月