地方での広報・PRを考えてきた~3.15
1:鹿児島さつまいもバターラスク、鹿児島中央駅で販売開始
2:国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN」
3:PRプランナー研修会
4:食品添加物不使用表示の規制、4月1日開始
1:鹿児島さつまいもバターラスク、鹿児島中央駅で販売開始
南九州市川辺を拠点とするヒル・フィールドカンパニーさんの新商品【鹿児島さつまいもバターラスク】が鹿児島中央駅で販売開始となりました。
売場は改札向いにあるみやげ横丁の鹿児島名品蔵さんとなります。
かごしまの新特産品コンクール2022で鹿児島県観光連盟会長賞を受賞したさつまいもバター「イモバタ会議」を、そのままお召し上がりいただけるように…とラスク菓子にしたもの。
ラスク用のパンも自社で焼くほど「さつまいもの風味を生かす」ことにこだわったさつまいも菓子。箱10枚入りと袋5枚入りの2タイプあります。
このパッケージデザインと小ロットでの製造が可能な包材企画を弊社で担当させていただきました。目指したのは「ザお土産感」。お土産にはお土産らしい顔つきというのがあるのです。
ぜひ売場で実物をご覧になってみてください。
2:国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN」
8年ぶりのFOODEX展示会。
海外食品・飲料メーカーが日本向けに商品紹介をするブースが過半数のため、「鹿児島の食品飲料の販路開拓」をお手伝いする弊社としては縁がなかったので久々の参加です。
円安もあってか国別ブースはゆとりあるスペーシング、紹介商品も絞っている会社、持ってる商品何でも並べている会社色々です。
一番勉強になったのはブースデザイン。
何の事前情報もない海外ブースに立ち寄るかどうかを決めるのは「国名+商品ジャンル+センス」。そのセンスの表現がさすが!でした。
3:PRプランナー研修会~広報・PR
マーケティングプロジェクトの中で広報・PRという手法を用いることが多いため、広報を体系的に学び直そうと昨年一念発起して受験したのがPRプランナーという資格でした。
そのPRプランナー対象の研修会が日本橋で開催され参加してきました。
大企業、伝統産業、IT企業、メディアなどなどさまざまな立場の方とお話しましたが、それぞれ皆、広報・PRという手法を使って、よりよい関係を周囲と構築していこうと奮闘されており、大変励みになりました。
2023年6月に、日本広報学会が発表した「広報」の定義は以下の通り。
組織や個人が、目的達成や課題解決のために、
多様なステークホルダーとの双方向コミュニケーションによって、
社会的に望ましい関係を構築・維持する経営機能である。
経営の役にたつ「広報・PR」という概念方法を、鹿児島でももっと知って頂きたいなあ、けっこう役に立つイイモノですよ、と思いながら帰ってきました。
写真は羽田空港の「空弁のぼり」。空弁市場誕生のきっかけが広報・PRにあった…と知ってとても興味深かったのですが、そのお話はまた別の場所で。
4:食品添加物不使用表示の規制、4月1日開始
「無添加」「〇〇不使用」など、添加物を使っていないことを強調する表示に対する猶予期間が今月末まで。
ということで、「無添加だから良いもの」「化学的なものをつかっていないから良いもの」という文脈で使われる文言は変更対応が必要です。
最低限の要注意ワードとしては
・無添加
・不使用:化学調味料~、人工甘味料~
・天然、自然
あたりは最低限押さえておきたいところです。