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展示と見せ方と高校授業~3.1

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1:スーパーマーケットトレードショー2024
2:「展示会、イメージが下がる企業の特徴は?」~ITmedia記事より
3:加世田常潤高校でマーケティング授業
4:米と大豆~和食展@国立科学博物館

1:スーパーマーケットトレードショー2024

幕張メッセのスーパーマーケット・トレードショーSMTSに行ってきました。

弊社のお客様にバイヤーさんたちの反応をお伺いすること、そしてSDGs・AI・温暖化等のトレンドの現れ方を感じるため、弊社デザイナーと一緒に行ったわけです。

来場者76000人、出展社数2200社という巨大な展示会、一日で2万歩以上歩いて、商品・ブース・展示を凝視して、眼はしょぼしょぼ、脚はくったくた…疲れました。2200社分のエネルギーが渦巻いてますから・・・。

弊社デザイナーと一緒に行ったので、マーケターとデザイナー2人分の視点で気づきが増え、その場でアレはこうしよう、アッチはやり方変えようとすぐに打合せできたのはアウトプットのスピード&品質アップにつながってる実感あります。

科学的・心理学的に組み立てているブースは強い。見た目だけで作ったブースは弱い。わかりやすい…。

2:「展示会、イメージが下がる企業の特徴は?」~ITmedia記事より

ITmediaさんに展示会に行った経験がある人を対象に行った調査の結果の記事がありました。
記事はこちらから

日本トレンドリサーチさん等の調査で、
①展示会でイメージが下がった経験有り2割弱
②イメージが下がった理由は、スタッフ対応6割・ブース設計3割

だそう。

たとえすばらしい商品を出展しても、その商品を伝える環境である「人的メディア=スタッフ、空間メディア=ブース」に課題があると、商品の良さが伝わらないだけではなく、悪い印象まで与えてしまうようです。

トレードショーでもブースの作りについて考えてきたので、感覚とぴったり合致した調査でした。

3:加世田常潤高校でマーケティング授業

2月21日、南さつま市の加世田常潤高等学校の食農プロデュース科1年生にマーケティングについて2時間授業をさせていただきました。

学科長の先生からのご依頼で、どんなアプローチがいいかと考えた末、「お客様は誰ですか?~農場と食卓をつなぐもの」をタイトルとして実施。

先生も10名以上ご参加くださり、ワークの時間は大変活発、盛り上がった様子でした。

10年ぶりの高校生向け授業ということでチューニングしつつ行いましたが、ふだんとは違うコンテンツ、こちらも勉強させてもらいました。

未来の食のプロデューサーさんたち、農場から食卓までの色々に興味をもって、楽しんで学んでくださいね。

4:米と大豆~和食展@国立科学博物館

時間という縦軸、空間という横軸で科学的に和食にアプローチしたという『和食展』にも行きました。

驚くほど来場者が多かった…20代の方も相当数。和食というテーマと関心の幅広さを体感いたしました。あまりの人の多さに見えない読めない部分があり、そこは図録に頼ることに。

水、きのこ、野菜、魚介類、海藻、歴史の食、食の道具などコーナーも多く、展示方法も科学館らしく「標本」や「模型」が多く使われていました。美術展等とは異なる見せ方も勉強になります。

一番興味を持ったのは、米と大豆が和食の背骨なんだと感じさせてくれるこのパネル。驚くほど多くのものが米と大豆から作られています。わかっちゃいるんです、私も、多くの人も。でも1枚の絵にしたとたん、意味が変わってくるんです。「見える化=デザイン」の力の強力なことよ‥。

秋には熊本で巡回展があるようなので、もう一度行ってじっくり観たいと思っています。