NHK激突めしあがれに学ぶ商品コンセプト~3.28
〈今日のお品書き〉
1:2023年度も終わりました。
2:NHK『激突めしあがれ』~商品コンセプトの良し悪しチェック方法
3:日々雑感~春ですね♪
1:2023年度も終わりました。
コロナ5類移行で大きく環境が変わったこの一年。可能な限り様々な現場に行き、食に関わる展示会に行き、移動が多い一年を過ごしました。
新商品・新プロジェクト・新しい経験など各種デビューに関わることが多かったのも、この一年の特長です。デザイナーの和田と一緒に色々な場所にでかけました。会場の大掃除に行ったこともありました。
例年春はちょうど次の秋から春あたりの案件を企画中の時期で、リサーチしたり仮説作ったりと一番気合が入るタイミングでもあり、デスクと現場を行ったり来たり。写真の本もそれに関わるもので、かなり前に読み漁った本を何度目かの再読中です。
次の「2:NHK『激突めしあがれ』~商品コンセプトの良し悪しチェック方法」でも触れた「コンセプト」をあれやこれや思い悩んだり。
皆さまはどんな一年をお過ごしになられましたか?
来週からの次年度もどうぞよろしくお願いいたします
2:NHK『激突めしあがれ』~商品コンセプトの良し悪しチェック方法
※写真はNHK公式サイトから引用させていただきました。クリックでとべます。
NHKで3月17日に放送された『激突めしあがれ~自作ラーメンの極み』という番組。
プロではなく、こだわりのあるアマチュアが作った自作ラーメンで対決するというグルメ番組です。MCはサンドウイッチマンのお二人。
書類選考→試食選考を経て選ばれた3人は水産業の方・市役所の職員さん・栄養士さんの3人。とてもアマチュアとは思えない装置を自宅にそろえていらっしゃり、単に「ラーメン好き」の範疇を超えた方々。
それぞれ決勝に向けて極め付きのラーメンを開発し、スタジオでふるまって、審査員の試食で№1が決まる趣向。お店ラーメンよりよっぽど高い予算上限という仕組みです。
1つとても心に残ったエピソードをご紹介します。
水産業の方は試作品を食べた奥様に「ごちゃごちゃしてる…」と言われて、食材の軸を鯛に据えて、スープもトッピングも鯛を活かしたラーメンで決勝に臨みます。
市役所職員さんは地域の宣伝になれば…と地元の生産者を巡り、ユニークで上質な食材探しを行い、地元の味わいあふれるラーメンを開発します。地元を思う市役所の方らしいラーメンでした。
そして迎えた決勝戦。審査員が選んだナンバー1は水産業の方の鯛ラーメン。「鯛を存分に味わえた」という総評だったと思います。そして市役所の方は「トッピングの1つ1つはおいしいけれど、印象に残りにくい…」というもの。
弊社の業務、デザイン・広告・販促にも付きものですが「絞り切る怖さと付き合う」こと。それが意味有る商品コンセプトかどうかを判断するポイントでもあります。
「絞り切る」ことでしか、情報溢れまくる現代に「印象を残すことはできない」。
「総花的なもの」はどんなに工夫しても、印象が弱く記憶に残らない。
しかし常人では為し得ないレベルに達した3人のアマチュア・ラーメンマニアさんたちの奮闘、面白かった!…何より見ててお腹がすきました。
3:日々雑感~春ですね♪
会社の前の共研公園の桜もちらほら咲き始めています。鹿児島地方気象台も今日29日開花を発表したみたいです。
公園の桜の下では春休みの子どもたちがきゃっきゃと遊んでおりまして、弊社にも元気になる声が届いてきます。子どもたちの声が聞こえる街はいいですよね。
お花見は今週末か来週か…悩むところですが、来週雨が多いようなので、ひとまず週末に1回目のお花見をしておこうと思います。