東京→福岡出張の日々~7.18
1:地域ブランド企画論~九州産業大学
2:食品サンプルを作ってみた~食品サンプル製作体験カフェ
3:鹿児島空港近くの末重製茶さん
1:地域ブランド企画論~九州産業大学

九州産業大学を初めて訪問、芸術学部・地域ブランド企画論の講義のためです。伊藤先生のお招きで2022年から行なっていますが、コロナ禍でもあり、これまではオンライン講義でした。
大学の美術館前で待ち合わせし、同大学の教授が企画されたという『北欧の明かり展』もご案内いただいてからの教室へ。50名の学生さんたちに質問を投げかけたり、表情を見たり。リアル空間ならではの良さを実感しつつの講義となりました。
終了後拝見したミニッツペーパーでは、
・始まりは「誰もソレを知りもしないし興味もない」
・事実を集め、事実から始める
・ブランディングはマーケティングの成果
・感情コレクション
・「らしさ」の相対性
に興味をお持ちくださったようです。
芸術学部としての実践のための施設(美術館含めて)も十分用意されており、学ぶ環境の素晴らしさにため息がでたほど。
伊藤先生には良い機会をいただきました。ありがとうございました。

2:食品サンプルを作ってみた~食品サンプル製作体験カフェ

食品を撮影する機会が多いので(正確には撮影はフォトグラファーでこちらはディレクションですが)、「食をどう見せるか」はかなり興味が大きな分野。そのうちの一つ、飲食店前に並ぶ食品サンプルは何を考えてどう作っているのか、一度体験してみたいと思っていたのが、今回実現しました。
オムライス、スパゲティミートソース、クレープ、パフェから選んで食品サンプル制作体験ができる場所。2~3人に1人インストラクターさんが付いてくださり、かなり細やかに指導してくださるスタイルです。
パフェを選び正味30分でできたのが下の写真右側、左側がお手本です。苺など上に載っているトッピングはすでに出来上がっているものを使ったので、かなり省力化されてはいますが、できあがったらこれがけっこう嬉しい。楽しい。東京観光される方にはかなりおすすめ、小学生も楽しそうに参加されてましたよ。

指導くださる方々の言葉の中に何度も「リアルに見えるから良い」「こうした方がリアル」など「リアル」という言葉が頻出し、食品サンプルの場合「いかにリアルに作れるか」が成立する最低ラインなのだと感じた次第。当たり前ですが。そして食品サンプルを設置したお店の特徴やその効果など、作りながらイメージがわいてきて、何にしろ体験というのは学びが深いものだと感じました。
「具体的経験→内省→概念化→実践」のサイクルで学びを深めていくというコルブの経験学習モデル、もしくは「学習の体験の7割」という「ロミンガーの法則(70:20:10の法則)」の通りですね。
・70%は「仕事(業務)での経験」から学ぶ
・20%は「上司や先輩からの助言・フィードバック(薫陶)」から学ぶ
・10%は「研修や自己学習」から学ぶ
3:鹿児島空港近くの末重製茶さん

霧島に行った際、パッケージデザインをさせていただいた末重製茶さんのお店にお伺いしました。鹿児島空港からほど近くにあり、車で空港利用する方には便利な立地です。


店内には弊社で担当させていただいた商品含め、多様な商品がディスプレイされており、思わず嬉しくなって写真撮らせていただきました。
最近は海外からのお客様のお立ち寄りも目立つそうで、鹿児島のお茶人気、ますます高まりそうですね。