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広島で学び高校で授業したパッケージデザイン~7.3

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1:広島視察レポート ── 地方の雄・広島のものづくり
2:高校でパッケージデザインの授業 ── 「作る」と「売れる」の間にある壁

1:広島視察レポート ── 地方の雄・広島のものづくり

6月19日〜20日、広島へ視察に行ってきました。目的は地域商品の売場チェックと、かねてから念願だったオタフクソースさんの工場見学、そしてオコノミュージアムです。

私にとって広島は大学時代を過ごした思い出深い地でもあり、鹿児島でこの仕事を始めてからも「学ぶべき街」として定期的に訪問してきました。

広島も地方都市のひとつではありますが、地場の食品やお土産の種類・バラエティ、そして企画の発想力やパッケージデザインの組み立てまで含めて、「鹿児島の2倍3倍」……という肌感覚。売場をぐるっと見て回るだけで、地域全体のものづくりの層の厚さが伝わってきて、正直、いい刺激をたくさんもらいました。

そして念願のオタフクソースさんの工場見学。今回いちばん楽しみにしていた場所です。前回と前々回の広島訪問では予定が合わずに見送った場所なのです。

機械化が進んでいて、原料を入れたら、最後は出荷用のダンボールに詰められるところまで、人の手が関わることのない一連の流れ。写真は商品が詰められたダンボールをパレットに載せていく場所。

あぁ、これが地方発全国流通する商品の規模なんだな…あの規模とスピードを目の前にすると、「ものを作って届ける」という当たり前の裏側に、これだけの仕組みが動いているんだと実感できました。

お好み焼きの文化にふれられるオコノミュージアムもあわせて楽しんできました。オタフクソースも時代とともに、包材の開発とともに、お客様のニーズとともに容器を進化・多様化させてきたことがわかる図です。

会社の歴史と原爆からの復興を遂げる広島の町の歴史と食文化。その関わり合いがよくわかる、展示方法にも工夫が凝らされた良いミュージアムでした。

作り手側の工夫にふれると、いつも食べているものの見え方が少し変わる気がします。広島行くチャンスあればぜひ、おすすめです。

2:高校でパッケージデザインの授業 ── 「作る」と「食卓」の間をつなぐ

先日、鹿児島県立加世田常潤高校で、パッケージデザインの授業を行いました。デザイナーの和田さんと一緒に、2024年2月以来です。

対象は食農プロデュース科の2〜3年生。野菜班・果樹班・畜産班と、まさに未来の「作り手」さんたちです。

デザインというと見た目を飾ることだと思われがちですが、順番はむしろ逆。

まず「誰に・何を・なぜ伝えるか」という骨格を決める。今回の授業でも、この骨格を考えるプロセスを駆け足で体験してもらいました。作る段階からこの視点を持てたら、きっと強い。そう思いながらお話ししていました。

グループ発表では着目点も表現もそれぞれ個性豊か、そこがまたパッケージデザインの面白いところなんですよね。

高校生向けの授業をさせていただいた後、毎回思うのは(いつか、生徒さんたちからパッケージデザインのご相談いただけるのが、夢だナー)と思います。ご依頼先の開拓という意味では全くなく、高校生時代から「食農プロデュース」に興味を持って学んだ方が、食に関わる職業に就かれ、再びお会いできるって、なんかステキではないですか。

そのためにも、弊社STUDIO Kは、鹿児島で地方の食品メーカーさんのパッケージデザインとマーケティングに、しっかり取り組み続けないといけないナと思います。