ブログ

大学生と女性農業者とのセミナー2021.7.12week

Posted on

◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの週刊ニュースです。食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などの情報や活動記録について、これまでのメルマガをブログに移行しつつお届けします。

目次
1:地域ブランド企画論@九州産業大学
2:女性経営者経営参画チャレンジ研修@鹿児島県立農業大学校
3:今週のひとりごと

1:地域ブランド企画論@九州産業大学

大学講義

九州アートディレクターズクラブでご縁のあった伊藤敬生さんが㈱九州電通を退職され、今年4月から九州産業大学で教鞭をとっていらっしゃいます。芸術学部のソーシャルデザイン学科です。

その伊藤先生が担当されている「地域ブランド企画論」という講義の1コマで、『ナカシマ的 地域ブランド企画論』と題してお話をさせていただきました。

オンラインでしたが伊藤先生から随時質問いただきながらの進行でしたので、一人で話し続けるオンラインセミナーより格段に話しやすかったです。一方、オンラインセミナーの常ですが、受講されている方の表情や姿勢が見えないのは、未だに慣れません・・・。

「地域」に関わることも、「ブランド」を作りあげたいと思うことも、「企画」を立ち上げることも(おもしろいかも!)と思っていただきたかったので、できるだけ事例多く、そして「社会という枠組みの中での生っぽい営み」をお伝えできるように工夫いたしました。話の流れで「なぜ私がマーケティングに興味を持ったか」という大学時代の体験もお話させていただきました。

地域ブランド企画論を受講されている生徒さんたち、ちょっとはお役にたちましたか・・・?そうだったら良いのですが。

私が鹿児島でマーケティング・ベースの仕事を主軸とする決心が決まったのは、地方経済状況に詳しい方から「地方にはマーケティング人材が非常に少なく市場開拓の壁だ、地域のために経験を生かして!」とおっしゃっていただいたことがきっかけ。今回の講義で少しでもマーケティングに興味をもってくれたら嬉しいです。

伊藤先生からの講義後のメッセージには「感想読んで反応すこぶる良かったです。」とメッセージいただきました。ご配慮いただいたところもあるのでしょうが、ありがたく額面通りに受け取り、ホッといたしました。

「日々動いている世の中で、世の中といっしょにうごける芸術×商業というジャンルは、とてもエキサイティング!」というのが、もしもこれを受講くださった学生の皆さんへの私からのメッセージです。

2:女性経営者経営参画チャレンジ研修@鹿児島県立農業大学校

7年ぶりくらいに農業大学校におじゃまし、経営参画をめざす意欲的な若手女性農業者の方々へのセミナーの講師をさせていただきました。タイトルは『経営理念とマーケティング』。少々硬め、かつ通常あまりセットでは扱われない2つのテーマをがっちゃんこにした100分のセミナーです。

受講いただいたのは農業者が30名、県の本庁や地域振興局で農業者支援を行う方20名の約50名。

経営理念が1つめのテーマですので、各業界や農業関係の会社の経営理念を「経営理念がら業界・会社を予測する」方式で紐解くと同時に、弊社STUDIO Kの経営理念「"伝える力"を会社と地域のエンジンに。」についても策定の背景やその変遷、なぜこの理念なのかを事例的に解体しつつご紹介させていただきました。

同じ農業の会社でも事業内容の違いはやはり経営理念に現れており、言葉と内容が一致していると「ほぉ」という声が会場に広がっていました。創業理念・企業理念・社是・社訓などいろいろな言われ方使われ方をする経営理念ですが、「無くてもいいけどあったらより進めやすく確率があがる」のは確か。コロナ禍の影響がプラスの場合もマイナスの場合も色々ありますが、世の中の意識や行動が変わっているタイミング、自分たちはどうするのか、一度しっかりと考えてみることも必要かもしれません。

▶このセミナーに参加いただいた方へ
100分お付き合いいただきありがとうございました!私もなんだかエネルギーUPしました。暑い夏、熱中症にはくれぐれもお気をつけてくださいね!
▶1)お伝えしたとおり、経営理念のことで考えてみたり、伝え方で迷ったりしたらLINEにメッセージくださいね。
▶2)経営理念でご紹介した果樹農家の事例はLINEの投稿・タイムラインをご覧ください。
▶3)パンフレットへのコメントがほしいとおっしゃった◯◯農園さん、LINEでメッセージ送ってくださいね。そしたらお返事できますので。
▶4)お花くださった花卉農家さん、ありがとうございました!事務所に飾りました!私のお気に入りは黄緑色のです。
みなさんの農園ブランドや作物と、どこかで出会えることを、日々お買い物しながら楽しみにしています。
そして何かニュースがあったらぜひLINEでお知らせくださいね。

3:今週のひとりごと

とあるお店に行ったときのこと。いわゆる「おつとめ品」ワゴンがレジ近くにありました。「賞味期限が近いので3割引」というワゴンです。見てみるといろんな商品がちょっとずつワゴンに乗ってるわけではなく、3種類の商品がそれぞれ10個20個とまとめて乗っています。

興味がムクムクとわきあがって、ワゴン商品の本来の売り場に行ってみると、共通する課題があることに気づきました。同ジャンルの商品の中で、どうもパッケージデザインが弱いんです。横に並んでいる商品よりも目につきにくかったり、特長がわからなかったり。

こういう場面を見ると、パッケージのデザインをご依頼いただくことが多い弊社としては、やはり背筋が伸びます、ピン!と。誰に買っていただきたいのか。なぜこの商品を買わないといけないか。魅力は何か。が伝わりにくいものだと、売れ行きにこれだけの影響がでるわけです。

デザインした商品の売れ行きは教えていただいてどちらかというと上向きのことが多いのですが、おつとめ品コーナーをみると関わりない商品であってもドキっとします。デザインの問題だけではなく、価格が見合ってない、そもそもニーズが少ないなど複合的な要因があるものですが、「パッケージデザインとして何ができるか」という命題から逃げずに、それ以外の商品戦略や営業戦略に問題がありそうなときは一緒に考えてみるといった姿勢含めて大切だと、改めて確認いたしました。

梅雨があけた鹿児島、一気に暑くなりました。
梅雨明け時は熱中症にかかりやすいそうです。
みなさまどうぞお気をつけて。体力温存しながら今年の夏を過ごしましょう!