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視覚のセミナーと言葉の本7.26w

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1:セミナー「パッケージデザインやSNSでの情報発信」@菜の花商工会
2:食感・テクスチャーを学ぶ
3:美味日記~道の駅 山川港 活お海道(いおかいどう)
4:今週のひとりごと

◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの週刊ジャーナルです。食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などの情報や活動記録について、これまでのメルマガをブログに移行しつつお届けします。

1:パッケージデザインやSNSでの情報発信@菜の花商工会

鹿児島県指宿市山川港

いかにも鹿児島の夏!抜けるような青空広がる山川港。鰹節の最高級品「本枯節」の生産量№1の指宿市にある海の町です。ここにある菜の花商工会さんが主催されるセミナーで講師を務めました。テーマは「消費者に向けた販売促進」です。

知っていただいて買うまでのプロセス「顧客化ピラミッド」を全体的なベースとして、第一接点・第一選抜の考え方にはじまり、どのセミナーにも含んでる「同じレモンだけどどっちが高そうに見えますか?」や「地下鉄のポスター、何のポスター?」という実例をもとに「視覚の重要性」から「視覚のクセや特徴」、そして「その視覚を最大限活用するポイント」などなど。

わかっちゃいるけど「つい忘れがちになる」のがこれらの観点。だからこそ事前にコミュニケーションの骨格づくりをしっかり行う時間が命運を左右するというか、のちのちに影響するというか。今週も以前セミナー受講いただいた方から、セミナー時の資料見ながらのお問い合わせ電話いただきました、こういうのは素直に嬉しいです♪ぜひ「伝え方を設計」する段階がきたら資料探し出してみてくださいね。

店頭におけるパッケージデザイン、ECサイトのサムネイル、旅行宿泊予約サイト・・・買う側にとって選択肢が多すぎるのが今の市場の状況。ここで「会うべきお客様と会える顔づくり」は注力して損することはありません。受講してくださった方、菜の花商工会の皆様、大変お世話になりました。次回もよろしくお願いいたします。

2:食感・テクスチャーを学ぶ

昨年までの3年間、味の編成に影響を与える「匂い」に興味があって勉強したりしてたのですが、今年からは「食感」がテーマです。探して見つけたセミナーに参加して発見おおく、継続して勉強していこうと考えています。

3:美味日記~道の駅 山川港 活お海道(いおかいどう)

「気をつけながら外食しなければいけないコロナ禍だから、せっかく行くなら美味しい店に行きたい。おすすめない?」と聞かれることが多いのですが、この春からその回数がかなり増えてきてます。ということで、こちらでもご紹介します。今週はセミナーにいった山川から。

道の駅 山川港 活お海道(いおかいどう)の中の食堂です。鯛やカツオなど地魚でつくられた「お刺身定食」をいただきました。もちもちした「ぶえん鰹」も入った充実度で1300円。

ねぎ・紫蘇・かいわれが刻んだ薬味も添えられてるので、かつおのたたき的な食べ方もできます!お昼すぎは15時まで開いているので、ちょっとずれた時間に食べる時にも便利。大隅半島の根占に渡るフェリー乗り場に近く、道の駅の中の食堂なので、昼食前後にいろんなお買い物も楽しめます。

4:今週のひとりごと

欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング (集英社新書)

昨年度があまりに忙しくて本を読む時間がなかなか取れなかったので、今年度は週一冊以上を目標に読んでいます。この本は数年前に出た本なのですが、日頃、デザイン・写真・イラストといったビジュアル素材を重視してマーケティングをしていると、「写真は記号やねー」「このデザインは記号化できたな…」と思うこともあり、一度どこかで「記号性」というものを振り返っておきたいと思って読んでます。いろんな場面で頭に浮かんだちょっとしたヒント、いや、ヒントのかけらみたいなもの、浮かんできたもやっとした気持ちみたいなものを振り返るには、誰かが考えた思考の体系をなぞりながら考え直すことができる本というのはありがたい存在です。

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7月も終わり、熱い8月がやってきそうです。なぜか8月になるとコカコーラが思い浮かんできて、1886年に誕生して1世紀をはるかに超えて愛されるロゴを、自販機や店頭でしげしげと見つめたりしてしまいます。どうぞご自愛くださいませ。