まん防はあけたが戻りは鈍い今、対策プランが続く10.11&10.18w
1:飲食店のコロナ禍対策セミナー
2:今日の一冊~『ビジネス戦略から読む美術史』
3:創業塾でのマーケティング講義
4:美味メモ~『うなぎのふじい』
◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの定期ジャーナルです。地域や会社、食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などの情報や活動記録について、これまでのメルマガをブログに移行しつつお届けします。
1:飲食店のコロナ禍対策セミナー
昨年のコロナ発生以来、一部を除く、多くの飲食店さんはそのマイナスの影響を被っていらっしゃいます。そんな飲食店さんのための2本立てセミナー。
第1部が鹿児島県飲食店第三者認証制度の説明会で、私は第2部のコロナ禍での集客に関して事例等のご紹介をさせていただきました。
認証制度についてはニュースで少しかじった程度でしたので、私自身が誤解していたことがあることが発覚。たとえば「カウンターではほぼ1席ずつ間隔開けなくてはいけない」と思い込んでましたが、その他の方法もありました。大誤解。
やはり情報というものは、伝聞ではなく、一次情報に自分でアクセスして確かめないといけません。
データ・声両方で調査しましたが、まん防があけても「思ったほど戻ってない」が多勢…ななか、「拠点型」という特質を踏まえた対策を速やかに講じるサポートをしていきます。
2:今日の一冊~『ビジネス戦略から読む美術史』
教会など不動産に描かれていた絵画がキャンバスに描かれるようになり「個人が絵画を所有する」ようになって今のような美術市場が誕生していく話。
自身を絵画に描かせることによって自分のブランディングとプロモーションを行ったナポレオンの話。
今では大人気の印象派絵画が、登場したときは前衛的すぎて評価が得にくかったため、ベルサイユ宮殿の家具のような金色の額縁をつけて、所得は高いが歴史が短いことがコンプレックスなアメリカ人に高額で売った美術商の話。
「絵画」というアートの「商品化」というプロセスは非常に興味深いものでした。
絵画を売るにも「格を上げる見た目の装置(額縁)」を用い、自身を売るためにも「絵画で自身とその功績を見える化(ナポレオン)」したという、見た目が果たした役割の大きさは、いろんなジャンルにおいても通じる話です。
ではあるものの、そんな思惑を超えて、時代を超えて、国を超えて、多くの人の胸をうつその優れた芸術性があるからこそのアートであることも忘れてはいけませんね。芸術の秋!
3:創業塾でのマーケティング講義
毎年数件の創業塾でのセミナー講師のご依頼をいただきます。全業種対象、テーマはマーケティングです。毎回「創業塾シリーズの中で、創業プランに命を吹き込む回」という自覚をもって取り組んでいます。
内容はというと、わゆる「市場調査やって、SWOTやって、セグメントして云々、4Pや4Cをプランして…」という話は一切しません。
というのもこれらのプロセス・フレームは「お勉強に終始して役に立たない」になりがちだからです。
ということで、初めて座学で数時間聞いて、創業に効果的にするために、「自走するプランになっているか」を検証する観点を入れ込んだオリジナルセミナーにしています。
今回大隅半島を対象とする「かのやきもつき創業塾」でお会いした皆さん、どうぞそれぞれの創業をしっかりと進めてくださいね。
またお会いして「創業ストーリー」をお聞きするのを楽しみにしています。
4:美味メモ~『うなぎのふじい』
うなぎの養殖日本一だというのに、案外うなぎ屋さんは少ないここ鹿児島。東京勤務時に「うなぎ屋でいっぱい呑む」ことが趣味になりましたので、鹿児島に来てから、仕事も含めて、ほぼすべての「うなぎ屋」さんを巡りました。
その中で、鹿児島市内でよく行くうなぎ屋さんの一つが『うなぎのふじい』さんです。
荒田の住宅街の中にあり、開店の11:30にはいつもオープン待ちの人たちが並んでいる人気店。
店内はゆったりきれいめ、席の間隔もゆったりしており、入店時の検温消毒もしっかりしているので、コロナ禍入りしてからの打ち合わせでも、何度かおじゃましました。
焼き方も蒸してふわっとした関東風と焼き上げたパリッとした香ばしさを楽しむ関西風が選べるのも嬉しいポイント。ちなみに私は都度、気分で選んでいます。
うなぎ食べて不機嫌になる人はあまりいません。久しぶりに少人数で外食でも・・・とお考えの方にはおすすめです。
鰻専門店 うなぎのふじ井
鹿児島市荒田1丁目53-20
099-250-3235