2022年初回、地域ブランドへの取り組みを考える1.3&1.10w
1:ニュースな話~「干し芋品評会」と地域ブランドの取り組み
2:おしごとメモ~FoodStyle九州のその後
3:美味メモ~~鹿屋 收藏楼(しょうざんろう)
4:日々雑感
◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの定期ジャーナルです。地域や会社、食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などの情報や活動記録について、これまでのメルマガをブログにゆるやかに移行しつつお届けします。
1:ニュースな話~「干し芋品評会」と地域ブランドの取り組み
「特産「ほしいも」の品評会 2年ぶりに開催 茨城 ひたちなか」というニュースです。
→元記事はこちら。
鹿児島はさつまいもの生産量日本一、二位は茨木です。鹿児島はアルコール用(焼酎用)が多く、茨木は生食市場用と呼ばれる青果生産が柱となっているため、首都圏で販売されるさつま芋の青果・菓子など加工品はどちらかというと茨木のものが多いと聞きます。
茨木のサツマイモ加工品の中でも主力商品は「干し芋」が№1。食物繊維豊富で砂糖を加えない自然の甘さがあると、ここ数年、お菓子の代わりに注目が集まるアイテム。シーズンになると壁一面干し芋が売られているお店もあり、さすが!な貫禄です。
その干し芋王国茨城では以前「ほしいも学校」というプロジェクトを実施していたことは知っていましたが、継続的な品質向上に向け、品評会も実施されていることを今回知りました。
→ほしいも学校の記事はこちらから。
地域ブランドと言ってもその取り組みはいろいろ。知ってもらうことはもちろん、商品製品品質向上への継続的な取り組み、同じ商品群の中での切磋琢磨、地道ですが大切なことです。取材で露出が増える可能性もあるし、品質改良の意欲もあがります。
弊社がご依頼いただいたときも、関連商品ずらっと集めてすべてを徹底的に研究するところから始まるケースが多いです。同時に比較して初めて気づく特徴も多いものです。知ってるつもりのものでも、改めてサービス比べ食べ比べをしてみると、発見があるはずです。
「地域ブランドにしたい!」というご相談は常にいただきますが、ていねいで継続的な取り組み以外、地域ブランドの確固たる地位の確立はできないでしょう。粘り強さと支える組織体系が肝です。
2:おしごとメモ~FoodStyle九州のその後
11月に参加した食の展示会「Food Style 九州」、出展サポートした企業3社さんとその後のフォローアップを行いました。
12月時点よりも対面やオンラインでの商談を行うなど動きが具体化しており、この後は着実な行動で成約に結び付けていただきたいところです。
また展示会で気づいた課題に向け、新商品開発を行う企業さんもありました。
成約はもちろんですが、定期的な展示会出展でバイヤーさんからのさまざまなフィードバックをいただくことは、事業計画にもよい影響をもたらす好例を見たように思います。
3:美味メモ~鹿屋 收藏楼(しょうざんろう)
昨年秋にオープンしたという中華料理のお店です。鹿屋の中心地から移転されたとのこと。
お店の中も赤いランタンが飾られ音楽も胡弓のものだったりと、中華料理ムード満点のお店。
この日は2回目でしたが、ランチはかなりお客様が多く、近隣で話題になっている様子です。
寒い日でしたので五目あんかけ焼きそば、冷えた体に染みました・・・。
收藏楼(しょうざんろう)
鹿児島県 鹿屋市 串良町岡崎2061
0994-35-1866
4:日々雑感
コロナの第6波がいつくるかわからないということで、11・12月と予定が立て込んでいましたが、1月も「できるだけ早めに」と外に出ずっぱりな2022年のスタート。やっと来週から事務所滞在日が週1~2日と増える予定です。
出張予定が変更になるのは変わりませんが、「コロナがこんな状況になったら中止」「こうなったらオンラインに切り替え」など対処のガイドラインがそれぞれの組織内にできてきたことで、決定スピードが今までに比べ驚くほど速いのが今回の特徴と感じています。
あまり大きな波にならずに収まってくれるとよいのですが。マスク・消毒・三密避けるなどの基本的な対策をお互い続けてまいりましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。