プロジェクトが始動する5.9&5.16w
1:各種プロジェクトや企画、始動
2:事務所のショーケース入れ替えました
3:記事のご紹介~こんなに違う! 世界と日本の「パッケージデザイン」
4:日々雑感~撮影と記事執筆の共通点
◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの定期ジャーナルです。地域や会社、食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などの情報や活動記録について、これまでのメルマガをブログにゆるやかに移行しつつお届けします。
1:各種プロジェクト企画、始動
GWも終わり、各種のプロジェクトが一気に始動しています。また前年度からの継続案件も進んでおります。
プロジェクトは企画段階のものが多く、調査したり課題を特定したりアイデアを考えたり…。
その中でも「今年はコロナ禍でやめていたイベントを復活しよう」「リアルを前提にしたプログラムにしよう」という声が多く、過去2年とは様相が変わっていきそうなムードを感じています。
ということで、データを集めたり分析したりと、朝から晩まで数値を見たり、ヒアリングしたり、リアルに確認しに行ったりと、データと現場を行き来する日々です。
※こういうとき、処理能力の高い大きなモニタのPCを導入していてよかったとほんとうに思います。
2:事務所のショーケース入れ替えました
毎年4~5月には、前年度にお手伝いさせていただいた商品のパッケージ・デザイン案件の商品を集め振り返りを行います。
今年もいろいろな会社さんのいろいろな商品が集まり、印刷の仕上がりを確認したり、紙質やフィルムの質感との相性を確認したりした今週。
そして確認が終わったものは保管場所兼展示場所である事務所のショーケースに陳列。今年も袋・箱・フィルム・ビンと多様な材質の包材、日常用・手土産用・ギフト用と様々な用途の商品に関わらせていただいたことが一目でわかります。ありがたいことです。
どうぞ事務所になって、ご覧になってみてくださいね。
どれも包材からサイズからデザインから、お客様と一つ一つ念入りに検討して作り上げたものなので、参考やヒントになることがあることと思います。
3:記事のご紹介~こんなに違う! 世界と日本の「パッケージデザイン」
「海外の食品パッケージはおしゃれ!日本のはダサい!海外いいな!」は以前から聞かれた定型句。
その中にも変化が見られ、シズル感が出たパッケージ・デザインが海外でも見られるようになったという記事です。
実際は、海外or日本というとらえ方もありますが、ハラル商品のパッケージデザインを担当したときの経験から、商品の特性とアピールポイントを、国ごとの感覚の違い(色の意味、おいしさの定型表現等)を踏まえてどのように表すか、ということが大切なのだと考えます。
さっと読める記事なのでご覧になってみてください。餅の食感に興味が集まっているというのも面白い内容でした。
▶記事はこちらから。
https://retailguide.tokubai.co.jp/trend/19071/
4:日々雑感~撮影と記事執筆の共通点
今年は久しぶりに2つの寄稿、記事執筆が決まっています。
媒体は鹿児島県農政部『農業かごしま(6回)』と鹿児島県中小企業団体中央会『中小企業かごしま(4回)』という事業者さんを対象とする専門誌で、テーマはいずれもマーケティングとデザイン。
テーマを決め、事実を調べ、記事を書くのですが、書いてみてもしっくりこないのは、焦点が定まっていない時・・迷いがあるんでしょうね。
どこに光を当てるのか、が一番の編集ポイントと言い聞かせながら仕上げています。
一方、撮影をしていても、どこにフォーカスしたいのかをフォトグラファーさんと打合せしながら、構図やレンズ、ライトを変えていきます。そのたびに写真はどんどん変わっていきます。「伝わること・読み取れるもの」が驚くほど変わります。
文字とビジュアル、表現は違いますが、何にハイライトするのかという焦点決めが大切なのは、考えてみればまったく同じプロセスです。
何かに焦点を当てることは、何かを捨てることと同義。取捨選択の上での焦点だなあ…と思うことしきりです。