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第8期が終わり、第9期が始まった5.23&5.30w

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1:無事に一年終わりました~第8期決算
2:種子島出張とハワイ観光記事

3:食品のアレルギー表示~クルミも対象に
4:最近の5つの動き

◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの定期ジャーナルです。地域や会社、食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などの情報や活動記録について、これまでのメルマガをブログにゆるやかに移行しつつお届けします。

1:無事に一年終わりました~第8期決算

5月は弊社の決算月でして無事に第8期を終えることができました。

コロナ禍という環境変化がいろいろある中、今期もさまざまなお客様からのご相談・ご依頼をいただき、ありがたいことだと思っております。

また、まん防などの行動規制の可能性も現段階ではかなり低いという読みと世間のムードのためか、今年はリアルのセミナー・研修、チームでのプロジェクト案件がぐっと増えそうです。

6月1日に始まった第9期も、「”伝える力”を会社と地域のエンジンに」というミッションのもと、取り組んでまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

2:種子島出張とハワイ観光記事

今年度の初離島は種子島、西之表市に行ってまいりました。高速船ロケットで片道2時間弱の日帰りです。種子島も観光客が多い離島、コロナによる来島者減の影響は大きかったと伺いました。

これからの観光の動きが気になるところですが、旅行・観光系の方とお話すると、海外ではハワイの話題が出ることが多いこの頃。

ハワイはコロナで客層が変わり、アメリカ本土からの観光客が7割弱に、日本からの観光客は大打撃でまだコロナ前の9割以上減という記事(下記)があります。

ワクチンや検査の条件が緩和しただけでは、なかなか動かないのが「ひとの気持ち」というもの。

特にハワイは「安心して楽しめる海外」という意味合いが大きいため、ハワイ旅行に行く層は「気持ち的にもフルで安心、フルで楽しめる」ところまで近づかないと、コロナ前の水準にはならないのではないかと思っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/55b462a5110ddb96fb51ea674f47b8c1ea8bb892

今年の夏、どんな旅行をされる予定でしょうか?海外旅行を計画している方がいらっしゃればぜひ教えてください。

3:食品のアレルギー表示~クルミも対象に

『アレルギー食品表示に「クルミ」義務づけへ 発症例急増で消費者庁』という記事がでていました。

クルミに起因するアレルギー報告が増えているとのこと。実際の義務化までのプロセスはこれからのようですが「安全性に関わる表示」の動きは、ほんとうにはやい消費者庁。

クルミを原料に含むのは菓子系が多そうですが、食品製造業の方は要注意です。

4:最近の5つの動き

5月GW過ぎるといろいろと動きが活発になってきました。

1)新商品のデザイン:霧島市の末重製茶さんの一煎タイプのお茶のパッケージデザインを弊社デザイナーの和田が担当させていただきました。

さつま縁起物というシリーズとして、鹿児島・霧島のモチーフをイラストで表したもの、今年の新茶からの販売でお店にも並び始めています。

「小さなお土産や手土産」をイメージして、イラストのもとになる資料を図書館所蔵の資料で調べたりしながら仕上げました。

お見かけになられた際にはお買い求めいただくと、なんというか、とてもうれしいです。個人的に非常にお気に入りです♪


2)広告のデザイン:遅くなりましたが5月、かご市の鹿児島中央駅・サイネージ広告は、まるぼうろデザインで登場させておりました。

3)ブランディング事例のその後:弊社でブランディングさせていただいた屋久島ヴィータキッチンさんのブランド「パスタラボ」が、山形屋6階で開催の鹿児島のいいもの集めた「かごフェス」という催事に出展されていまして、コロナを経て2年ぶりにリアルでお会いしてきました。

会期のうちに売り切れたようでさすがのお味!です。

催事でのブースづくりや勝手に売れていく商品などの情報交換もでき、良い時間でした。

4)イラストのお勉強:熊本市で行われていた「和田誠展」に行ってきました。日本人なら誰もがどこかで見たことがあるすばらしいイラストレーターです。

弊社は仕事柄研修として各自見に行きましたが、たっぷり見ごたえある楽しい展示でした。

デザイナーやイラストレーターはもちろん、直接関係ない方にもおすすめしたい!

 

5)展示・空間デザインのお勉強:和田誠さんの展示会のあとは熊本城へ。

熊本地震で大きな影響を受けた熊本城ですが、天守閣の復旧は終わったところだそうです。

天守閣中の展示がもうすばらしくて、空間デザインの観点からみても国内屈指ではないかと思うほど。

完全復旧にはあと16年かかると伺いましたが、地震後の「復旧のプロセスを見せる」というコンセプトで取り組んでいらっしゃるそうです。

復旧中の今しか見れない、今だから感じることがバシッと「展示」されていますので、こちらもほんとうにお勧めです。

力強く、着実に、復旧と復興に向かう熊本の底力を見ました。