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リアルな展示会とオンライン工場見学の10.31&11.7w

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◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの定期ジャーナルです。地域や会社、食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などのニュースや活動記録についてお届けします。

1:新しい試みの展示会出展~FOOD STYLE 九州2022
2:企業発信のおすすめオンライン・コンテンツ~サントリーさん
3:気になるニュース

1:新しい試みの展示会出展~FOOD STYLE 九州2022

11月9・10日の両日、福岡で開催されたフードスタイル九州の出展サポートを行ってきました。

ちょうど昨年の開催から構想が始まって丸々一年、展示会準備「商品系準備と営業系準備」のうち、営業系準備を行ってきまして、ようやくお披露目できました。

11月8日の前日準備。さすがに44ブース分の土台作りはけっこう大変で、早く到着されていた龍郷町商工会の皆さん、かのや市商工会の皆さんにお手伝いいただきながらの準備完了。ほんとうにありがとうございました。

鹿児島県内各地の事業者さんとのセールスポイントは打ち合わせだったので、展示会で実際に皆さんとお会いできたのは、何とも言えず嬉しいものでした。離島も多い鹿児島県内ではオンラインはとても役立つ方法ですが、やはりリアルは良いモノです。

特に初出展の事業者さんは、イメージがわきにくい中、準備するものも多く、大変だったと思いますが、来場者さんからの様々な反応を得て、良い感触も得ていらっしゃるようでした。

商品系準備のスタートは展示会終了直後から。来週は展示会後のフォローオンラインセミナーも予定されています。来年に向けたスタートを今日切れたら、たぶん来年、上々の成果が出るはずです。

出展事業者の皆様、商工会の皆様、ほんとうにお疲れさまでした。

2:企業発信のおすすめオンライン・コンテンツ~サントリーさん

コロナ禍以降、さまざまな企業がお客様との接点をオンライン上に構築する試みを始めました。

私も参加したもの数知れず…。鹿児島のもの、全国のもの、時には言葉もわからない海外のもの。

今回、サントリーさんが開催しているウイスキー「山崎」や「白州」のオンライン工場見学に参加してみました。

Suntory蒸留所Presents「ルールのないウイスキーライブ」。
https://www.suntory.co.jp/factory/distillery/remote/

この公式サイトのデザインが昔のアンクルトリスを思わせるタッチでできていて、申し込みの検討自体がちょっと楽しみになる設計。

タイトルに「ルールのない」を冠しているのも、ウイスキーの蘊蓄を押し付けるものではないですよ、というスタンスを感じます。

特長としては

✔ウイスキー&グラスの体験キットでテイスティング体験

✔コメントでナビゲーターに質問できるイタラクティブなツアー

など、(どこぞで見たぞ…)という気持ちで申込ましたが、1時間の体験としては、参加者とのインタラクティブ性やライブ感を感じさせる仕掛け、スムーズで飽きさせない進行など、非常に楽しめました。

さすがサントリーさん。

費用は1人分3300円かかりますが、商品を好きになる仕掛けとしてはとても参考になると思います。

ご興味ある方、まずは上記の公式サイトだけでもご覧になってみてください。

3:気になるニュース

●宇和島の「麦みそ」 今後も商品名で使えるように
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20221104/8000014417.html

愛媛県宇和島で「大豆を使っていない麦で作った”麦みそ”」は、「みそと名乗ってはいけない」という県の指導が取り消されたニュースです。食品表示に関する各種法律よりも前から存在した商品について、従前からの名称を継続できるようになって良かった!こういう時に発信できるの、大切です。

●奄美の商品も入賞 かごしまの新特産品コン 地元素材で島の活性化を
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3db4b6cfd5745f90401c136e1a319976a3fb8cf

県内ではおなじみの「かごしまの新特産品コンクール」。受賞云々よりも、ある意味多様な立場の人から無責任なコメントをまとめてもらえるので、改良点探しのよい機会ととらえている会社さんが増えている感触あります。「無責任なコメント」もらうのって、案外難しいのです。