トークセッションや撮影でお会いする方がとにかく多かった11.14&11.21w
◎鹿児島のデザイン&マーケティング事務所STUDIO Kの定期ジャーナルです。地域や会社、食のデザインやマーケティング、ブランディングから生産・製造・販売などのニュースや活動記録についてお届けします。
1:群馬県アンテナショップ、コロナの来場者減で廃止
2:かごしま食品産業フェアでトークセッション案内役をしました。
3:鹿児島県中小企業団体中央会発行「中小企業かごしま11月号」に寄稿しました。
1:群馬県アンテナショップ、コロナの来場者減で廃止
群馬県のアンテナショップが来場者減を理由に廃止の計画だというニュースです。
●2022.11.19銀座の「ぐんまちゃん家」廃止へ 群馬のアンテナショップ 県が方針 年内に コロナで来場減
→記事はこちらから。
調べてみるとコロナ禍において新潟・兵庫のアンテナショップもスペースの契約終了やコロナ禍での減収を理由に営業終了を予定しているようです。
●2022.4.16「表参道・新潟館ネスパス」、23年12月で現店舗の営業終了
→記事はこちらから。
●2022.3.10東京・有楽町の兵庫アンテナショップ閉店へ コロナで低迷、県の補助金も打ち切り
→記事はこちらから。
確かに有楽町や銀座にアンテナショップを構えるのは、賃料人件費を考えても大きな費用です。地方商品をネットショップで取り寄せることも、ふるさと納税も含めて当たり前・・・となると、リアル店舗の在り方判断はシビアにならざるを得ないこともわかります。
ただ、コロナ禍で事業者支援のためにおこなった地域産品のネット販売はけっこう苦戦しているニュースも見かけます。
リアルだからできること・出会える商品もあるはずで、「都道府県別商品を並べているだけ」の次の段階が求められているように感じます。
2:かごしま食品産業フェアでトークセッション案内役をしました。
鹿児島県食品産業協議会さんが主催される「かごしま食品フェア」が11月22日開催され、第1部のトークセッション「地域産品の販路開拓と現在の食品流通」でご案内役を務めさせていただきました。鹿児島を代表する歴々たる食品メーカーの皆さんが所属されるこの協議会、ずらりと並ぶ名前を初めて見た時ちょっとめまいがするほどでした。
トークセッションでご登壇いただいたのは、
国分九州株式会社 マーケティング部 上田様
株式会社ジーブリッジ 専務取締役 安原様
のお二人。①コロナとその影響、②今注目していること、③地域発商品という3つの大きなテーマについて現状やご意見をお伺いいたしました。
SDGsと食品流通、今東京・福岡で注目したいスーパーなどなど、今すぐ行きたい!調べたい!と思うようなヒントを多くいただきました。実際メモを取られている方の多かったこと・・・。
第2部では商談展示会が開催され、会員の皆様が商品をご紹介されておりました。
そんな中で中島が特に気になったのはこの2商品です。
これは中園久太郎商店さんのはしっこ漬け。国分九州さんのお話にあったSDGs視点のうち、食品ロスを出さない取り組みの一つですね。
こちらは南州農場さんのコッパ。とにかく美味しい!のですが、現在イノシシの豚コレラによりイタリア産生ハムは輸入停止となっており、国内の生ハムが求められているというお話も伺いました。
誰でも知ってるような県内有名商品がずらりと並んでいましたが、直接お話を伺うと知らないことも多く、まだまだ知ってるつもり、勉強が必要だと思った一日でした。
3:鹿児島県中小企業団体中央会発行「中小企業かごしま11月号」に寄稿しました。
鹿児島県中小企業団体中央会さんが発行される「中小企業かごしま11月号」に不定期連載の「マーケティング発想のデザイン」が掲載されました。
価値は伝わってこそ意味がある、伝わらない価値は価値じゃない…という視点をもとにまとめたものです。
機会がございましたらご覧いただけましたら幸いです。