西郷どん土産と川路大警視コミックと偉人が登場の10.16&10.23w
1:家庭画報の手土産特集に「西郷どん箱」
2:上野の森美術館「モネ展」と光の表現
3:『だんドーン』は川路大警視のコミック
1:家庭画報の手土産特集に「西郷どん箱」
STUDIO Kでデザインを担当させていただいた、2017年デビューの珍々豆プレミアム・西郷どん箱。大阪屋製菓さんの商品ですが、『家庭画報』の各都道府県のおすすめ手土産特集の中で、鹿児島を代表する手土産としてご紹介いただいてました。
ご紹介者はリストランテ濱崎の濱崎龍一シェフです。
鰹本枯れ節の風味や鹿児島醤油の味とともに、パッケージについても「インパクト大!」とコメントいただいて嬉しい限り。
箱の中の個包装に書かれた鹿児島弁にも注目いただいて、「鹿児島土産」として話に花が咲くことを目指して考えたことが実現できているのかな…と嬉しく思いました。
皆さまもお見かけになられたらぜひ一度お試しください。2個買うと、上下で西郷どん全身が現れます。
2:上野の森美術館「モネ展」と光の表現
東京出張時には滞在中1回は美術展に行くことにしており、今回はモネ展です。
面白い視点を得ることができたのですが、その一つが、鉄道網の広がりがモネに与えた影響が大きいということ。
ヨーロッパに広がる鉄道で移動がしやすくなり、画家が創作旅行に行くようになったこと。旅行先の南仏、明るい光の中で、その光をどう表現するか模索し作風が変わったこと。
この南仏旅行以後に書かれた絵は明らかに光をとらえようとしていることや、のちの睡蓮との共通性も感じられたのでした。
以前大御所デザイナーを鹿児島に招聘した時に「光が違う!」ととても興奮されていたことを思い出し、地域には地域のデザインがあると考えていましたが、「光」という視点を落としていたな…と気づかされました。
3:『だんドーン』は川路大警視のコミック
青年漫画誌『モーニング』で連載されている『だんドーン』の単行本第1巻が発売になりました。
主人公は鹿児島が生んだ偉人であり、日本の警察精度創始者である川路利良。青年期に西郷と出会う時期から話が始まります。
今一つ地元での人気薄な川路大警視、このコミックをきっかけに興味関心が醸成されるといいですね。