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調査分析が続く~4.26

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1:カルビー・湖池屋さんのSDGs食品ロスと賞味期限設定
2:霧島神宮駅のリニューアルとギャラリー天地人
3:日々雑感~重めな会議

1:カルビー・湖池屋さんの食品ロスと賞味期限設定

賞味期限は期限表示の1つで、加工食品など比較的品質が劣化しにくい食品に付されるもの。「品質が保持されおいしく食べられる期限」を示すので、消費期限と異なり、多少期限を過ぎても大丈夫、的な意味合いを持ちます。

基本の表示方法は「年月日」。下記のような形です。
 令和4年4月1日
 2024年4月1日
 4.4.1
 24.4.1
 2024.4.1

このうち、製造日から3カ月以上の期限設定を行う食品に対しては、期間内の賞味期限を年月で示すことが認められており、例えば「2024年4月1日→2024年3月」、期限内なので期限末尾の前月を示します。

ポテトチップス等スナック菓子を製造する株式会社湖池屋さんは、SDGsの観点から賞味期限の延伸を図ると同時に期限表示を年月表示に変更されると発表されました。

期限表示の延伸に対しては各種検査を行って、ポテトチップスだと「6か月の年月日表示」を「8カ月の年月表示」に変更されるとのこと。

同じポテトチップスではカルビーさんは写真のようにすでに年月表示に変更されています。

年月表示だと倉庫や店頭などサプライチェーン上での賞味期限商品の管理が月末にまとめてできる作業効率での利点もあります。

品質変化が少ない商品については、SDGs及び作業効率の両面から年月表示への切り替えがさらに進むと言われています。既存商品の見直しの1つの観点として地方メーカーでも検討対象に入れたいポイントです。アピールにもなりますね。

2:霧島神宮駅のリニューアルとギャラリー天地人

霧島神宮駅がリニューアルされたので見に行きました。まあなんと素敵な駅舎でしょう!な感じで居心地よかったです。

以前の霧島神宮駅は国宝の一大名所・霧島神宮の名を冠するわりには古くさびれ、乗降客も少なかったのですが、駅待合室の映えるガレット屋さん目当ての若い女性が来訪されててびっくり。県外の方よりも県内の方が多い印象でした。

そうなると駅周辺にも注目がわくわけで、この春オープンしたギャラリー天地人に。霧島神宮駅から徒歩2分、100年近くになるらしい元JAの米倉庫をリニューアルした建物。

ギャラリーによくある真っ白で四角のスペース=ホワイトキューブとは違い、空間軸も時間軸もあり、展示される作品にとても良い文脈と環境になっていると感じました。

霧島神宮駅前にはおいしいスパイスカレー屋さんがありますが、新しく揚げピザとコーヒーのお店もできていました。いずれも駅から徒歩1分。(特にカレー屋さんは待つので、早い時間にどうぞ)

JRで行って霧島神宮駅で降りてゆっくり3~4時間滞在すると、良い半日が過ごせそうです。ゴールデンウイークにおすすめ。

3:日々雑感~重めな会議

重めと言っても「重くて大切でわくわくするような会議」のこと。

例年4~5月は次の企画計画を詰めていく時期なので、「重めな会議」が続きます。

弊社の場合は企画計画のベースに定性・定量調査が必ず関わってくるので、関連情報をざっとレビュー→複数の仮説立て→ばりばり調査→がっつり分析→現場見て検証→企画・計画みたいな流れで進めています。

というわけでいろんな資料やデータやアンケートに埋もれている4月です。