秋の出先で箱型パッケージに注目~9.27
1:消費者庁設立15周年
2:箱タイプのパッケージ
3:かごしま特産品市場・かご市で特産品川柳・標語募集
1:消費者庁設立15周年
消費者庁が設立されたのは2009年9月1日。15周年を経過したとして、シンポジウム開催や『消費者庁設立15周年誌』がまとめられています。
『15周年誌』は設立の経緯から取り組みの経緯がまとめられていおり、かなり読みごたえがある内容。ざっと目を通す以上のしっかりしたものです。
この15周年、鹿児島という地域の食のマーケティング&デザインに取り組んできた弊社にとっては、消費者庁の動きはいつも気になるもの。
消費者のより良い選択に向けたスムーズな動きをされているなあと、いつも感じています。特に食品表示の省庁を超えた統合や悪質な販売手法に関する規制はさすが、と思うところ大です。
ちょうど昨日もこんな記事が。
「根拠ない「No.1表示」1フレーズ「10万~数十万円」の売り込み多く 消費者庁調査」~産経新聞
このような形で問題ある動きを消費者庁がけん制してくれるから、正しく誠実に取り組む事業者の活動にも日が当たるというもの。
これからも良質なマーケット維持のための動きを期待しています。
2:箱タイプのパッケージ
食品のパッケージデザインを担当する機会が多い弊社ですが、最近少し「箱」のパッケージが気になっています。それもちょっと小ぶりなタイプの箱。秋は行事出張が多く、色々で回る中、お店で見かけた時に視線にパッと入ってくる力が強いというのがその理由。
これは、霧島市の霧や櫻や・徳重製菓とらやさんの生サブレのパッケージ。3つのフレーバーそれぞれの個包装が箱に入っています。
こちらは昨年リリースの南九州市のおかの屋さんのさつまいもバターラスク。箱タイプ(10枚入)と袋タイプ(5枚入)の2タイプ展開です。
小ぶりだと見た目もかわいく、負担がない感じで軽やか、人に差し上げるときもちょっと自信もって渡せる感じも出てきます。さらに箱は袋よりも商品の保護力も高く、棚の上でも自立し、目につきやすい特徴もあります。費用も思うよりリーズナブルなタイプもあります。
デザインをする私たちにとっては、袋とは違って撚れたり折れたりせず、6面がかっちり見えるので、デザインの力を100%発揮できるという嬉しさもあります。
箱にも和紙貼りのしっかり重厚なものから厚紙使用の手軽なものまであるので、用途目的に合わせて選択していけば、ものによっては「箱のほうがぴったり」ということにも。
パッケージご検討の際には「箱もいいかも」と一度検討されてみることおすすめします。
3:かごしま特産品市場・かご市で特産品川柳・標語募集
天文館の特産品市場・かご市さんが10周年ということで、特産品をテーマにした5・7・5(川柳・俳句・標語等)を募集しています。
ちょうど2020年、コロナ禍の始まりの年からかご市さんに関わるようになって丸4年。特産品への気持ちを集める募集です。
一人何回でも応募できますので、まずは1句。また1句。応募されてみてください。
→応募方法・フォームはこちらから。