鹿児島のデザイナー和田インタビュー~6.6
1:『む展』~6/8@鹿児島市美術館
2:公式サイト更新『デザイナー和田インタビュー』
3:日々雑感~与論献奉
1:『む展』~6/8@鹿児島市美術館

第40回む展に行ってきました。む展は「武蔵野美術大学校友会有志による展覧会」、有志主催にもかかわらず40回も、美術館で開催されているなんて、さすがムサビ。
ジャンルも表現も色々な作品が展示されているから、なんだかとても楽しい美術展でしたよ。
昨年夏から一緒にお仕事させていただいた大寺さんの作品や、今年の春ムサビを卒業したという鹿児島出身の方の卒業制作・壁一面の大きな鯨の作品は特にじっくり愛でました。
行った日には武蔵野美術大学の学長で画家の樺山祐和氏の講演があり、ムサビの教育理念「真に人間的自由に達するような美術教育」「教養を有する美術家養成」をご紹介され、ムサビでは表現の「基礎力」を徹底して磨き上げる芸術教育に注力されているとのこと。また、ファインアートとデザインの考え方に大きくうなずいたり。アートの真っただ中に立つ人の言葉には大変刺激を受けました。
6月8日(日)までなので天文館に行く機会がおありの方はぜひ。
2:公式サイト更新『デザイナー和田インタビュー』

弊社の公式サイトにデザイナー和田へのインタビューを掲載しました。
タイトルは「デザイナーの秘密基地」。
→インタビューはこちらからご覧ください。
何を考えてデザインしているのかについて、デザイン・クリエイティブ業界ではない方にお願いして、純粋な疑問をぶつけていただく形でできあがったインタビューです。
ご依頼いただいたお客様に「どんな発想でこんなデザインできたの?」と質問をいただく機会が立て続けにありましたので、このページを新規の作成したわけです。
ちょっと長めですがこれまでの経験を含めて語ってくれていますので、お時間おありのときにでもご覧いただけたら嬉しいです。
おすすめは「2.デザインにおける様々な要素」の中の
「Q:「美味しそうに見える」ひとことで言っても伝え方はいろいろですよね。どういうことでしょうか?」
のQ&Aです。この感覚があるから、ありがたいことに弊社のデザイン、評価いただけているのだと思っております。
3:日々雑感~与論献奉

とあるお店に飲みに行ったら与論島唯一の酒蔵・有村酒造さんと偶然お会いしまして、「与論献奉」を教えていただきました。
与論献奉(よろんけんぽう)とは、与論島で遠来の客をもてなす伝統的な酒の場での儀式。おもてなしの心を表した文化なんだそうです。
1.大きな盃に黒糖焼酎を注ぎ、
2.親を決めて自己紹介と歓迎の言葉を述べて飲み干し、
3.盃を回して次々と参加者が回し飲み。
5年ほど前、与論出張の折に体験してからの2回目。やり方やセリフの意味を伺いながらていねいに教えていただき、地域固有のコミュニケーションでもあるんだなと実感した次第です。
県外からお越しの観光客の方も参加され、とても喜んでいらっしゃいました。