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食品包装のセミナー~6.19

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1:AI活用のセミナー~消費生活アドバイザー資格の更新研修
2:パッケージデザインのために学ぶ食品包装資材セミナー
3:日々雑感~いつもの鹿屋「いつものマーケティング」

1:AI活用のセミナー~消費生活アドバイザー資格の更新研修

BtoCのマーケティングが主領域のため、マーケティング周辺の事象を押さえておくのは当たり前ですが、マーケティング企画上の逆サイド「思わぬことで失敗しない」ようにするための勉強として選択したのが消費生活アドバイザー資格。消費者庁ができて動きが活性化しておりますが、この資格の素晴らしいところが更新制をとっており、規定の研修受講が必須となっていることなんです。消費者問題界隈はどんどん変わっていきますから。

今年受講したセミナーの1つが「AI」に関すること。AI活用で人手不足を解消し、生産性を高めようとするセミナー。ですが内容的には「使わないのはあり得ませんよね」で、講師が会場に対して投げかけた質問にポイントが集約されているように思いました。
①「AI使ったことがある人?」
②「そのうち有料課金している人?」
③「そのうち複数使っている人?」

確かに消費者相談窓口なんかは、人が得意な情緒的な提供価値の側面(助かった!、安心できる、聞いてくれる)と、知識情報的な機能的な提供価値の側面(法律・条例・事例では)と2面あるので、後者はほんとにAIが得意そうな領域。組織的に導入されると効果を発揮しそうだと感じました。

2:パッケージデザインのために学ぶ食品包装資材セミナー

大隅加工技術研究センターで開催された「食品包装資材セミナー」で包材のお勉強をしてきました。

開催趣旨としては食品メーカーさん対象の「県産農林水産物を活用した商品開発技術の向上のため、食品包装資材や品質保持剤等に関する知識について、講義や包装資材メーカーからの資材紹介、自社製品の包装内ガス濃度測定等を通じて学ぶ研修」で、弊社は少々対象外。

ただ食品・飲料専門のデザイン会社として、多くの会社さんの包材に関わり、食品表示を見ては(あれ?)と思うことが日々ある仕事をしているので、その旨をお伝えしたところ、15人という小人数枠に入れていただくことができました。

時間が短く入口情報が多かったので、もう一段階上の「食品メーカーさんの〇〇したい!」をかなえるための研修、たとえば「賞味期限延伸の方法論」的な講座もあれば良いのにな…と。包装メーカー・卸さん4社とは、初めての会社さんには「メーカーさんへのご案内可能?」とお伺いし、いつもお願いしている会社さんには「これどうやって印刷?」と印刷技術を教えてもらったり。トータルで学ぶことが多い研修でした。センターの皆様。ありがとうございました。

3:日々雑感~いつもの鹿屋「いつものマーケティング」

半年ぶりの鹿屋でしたので、昼食・夕食といつものお店を巡回。「とんかつ竹亭」さんでは改装後初の訪問で、(このカウンターで、この調理風景見るの含めて、竹亭の味だな)ということを実感しました。「黒ぢょか」さんではいつものおでん。種子島の苦竹について教えていただきつつおでんをいただきました。

この「いつもの」枠というのが最近の関心事で、「いつもの」感情や「いつもの」になる条件はどうなってるんだろうと考えております。

コロナ前ぐらいから「選択疲れ」が言われるようになり、いっそうその「疲れ」は加速していますので、「いつもの」の重要性はさらに増すに違いない。