GW2 佐多岬
雄川の滝まで行ったら、本土最南端・佐多岬にも行きたいと車を走らせました。
山々の間を走り抜けるのですが、
ひとの手が入っていない山ってこんなんだなあと
しみじみ見回しつつ、時折道端に動くものが…。
「猿」
でした。
そういえば、別の場所で「猪」にも遭遇しました。
そういう環境なのですよ。
途中駐車場でおりて、佐多岬まで5分の距離は送迎バスで。
降りてからは片道800m、大した距離ではありません。
ここもあと数年後を目標に整備をしているようで
きっと足元ももっと安定して行きやすくなるんだと思われます。
佐多岬から開聞岳がきれいに挑めます。
遮るものがない、まわり全部海、気持ち良いことこのうえ無い場所です。
よく写真で見てた灯台は小島の上にあるんだそうで、
最南端から唯一よく見える造形物だから「目印」なんですね、
行った人がよく「灯台、灯台」という気持がよくわかりました。
そして佐多岬の先端まで登り切る坂の手前には神社が。
南国ムード満点の蘇鉄と朱色の鳥居という組合せは
なかなか見ることはできません。独特のムード。
昔々の708年に岸壁の洞窟に創建されたものが起源だとか・・・。
その頃はここまでくるには陸より海のほうが便利だったのかも。
宿泊は本土最南端のホテルらしいホテル佐多岬。
熊本大分地震の影響でここも多くのキャンセルが出たとか…。
小さな入江に面しており全室オーシャンンビュー。
静かな波の音を聞きながらゆっくりすごすには最適の場所でした。
ほんとうは数日、読書でもしながら滞在すると良いのでしょうね。
砂浜にはキャンパーたちもいましたよ。
夜は降るほどの星に覆われ、月光が海面を照らし、すばらしい景色を堪能しました。
もう一つ、このホテルで堪能したのはイセエビ。
海老マニアなのにセエビはあまり好きではないと思っていましたが
認識変わりました。過去最高に美味しいイセエビでした。
ふだんシゴトで慌ただしく訪問するだけの大隅半島、
ゆっくり巡ると魅力的な場所がたくさん眠っているようです。
これからはちょっとした休みを使って、大隅半島travelを楽しもうと思ってます。