《食品表示》既存商品のパッケージデザイン変更
▶既存商品のパッケージデザインは変えにくい!?
来年2020年3月31日までに経過措置が終わる食品表示法への対応ですが、その時間コストと金銭コストをいかに売上増、つまり販売数量増に変えていけるか…。
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その一つの答えはパッケージデザインのリニューアル、リニューアルにも大小色々あります。
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▶長寿商品・明治ブルガリアヨーグルト
みなさんよくご存知の明治ブルガリアヨーグルト。1971年に発売されているので今年で48才。一つの商品としては非常に長い歴史を持つ長寿・大定番商品です。
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現在ではトクホなど機能性タイプ、多様なフレーバー、飲むヨーグルトなど多様なアイテムを抱える日本を代表するヨーグルト・ブランドになっています。
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▶ブルガリアヨーグルトのパッケージの特徴は?
このブルガリアヨーグルトのパッケージデザイン、どんなデザインか思い出せますか?以前パッケージデザインのセミナーで聞いてみたら、共通していたのは「青と白のベース、アクセントに赤、真ん中に商品名」の3要素でした。
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つまり、これがブルガリアヨーグルトのパッケージについて、皆が覚えているイメージ、残っているビジュアル面でのブランドイメージということです。
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▶長寿商品は小さなリニューアルを繰り返している
実はこのパッケージ、48年の歴史の中で何度も何度もデザインを変えているのです。明治さんのHPにその変遷が説明されているので、ぜひご覧ください。
⇒明治ブルガリアヨーグルトHPへ。
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びっくりしませんか?実は小さな微妙なデザイン変更を1~2年毎に繰り返しているんですね。
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▶「今の気分、今のあなたに」を伝えるために
どんなに先を見据えてデザインしたとしても、時代は変わります。時代ごとに感性のトレンドがあり、そのトレンドを取り入れていかないと「古い、前の時代の、親が使ってた」という時代から遅れたイメージがだんだんと着いてしまうのです。
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とはいえ、多くのお客様に愛されている長寿商品は一気にパッケージデザインを変えることは考えもの。大幅なデザイン変更を行うと既存のお客様が店頭で商品を見つけにくい、私の好きなアレではないと思われるなど、既存消費者を失ってしまう可能性もあるのです。
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▶だから少しずつ変え続けるから長寿商品になる
そんなわけで、長く愛されている商品は、ブルガリアヨーグルトほどの頻度ではなくても、ある程度定期的なパッケージデザインのリニューアルを行っている事例は多いのです。もちろん「老舗感」が売り、「歴史」が売りの場合は別ですが。
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▶食品表示法対応はデザインリニューアルの好機
そういう面から考えると、今回の食品表示法への対応は、パッケージデザイン見直しの良い機会とも言えるのです。
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表示部分を見直し版を変えるのなら、その時に
既存パッケージデザインは、
商品コンセプトと時代に対して
適切な状態を保っているかどうか
をぜひ検討してみてください。
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1回の行動・時間・コストで、食品表示法対応、時代の気分対応という2つの対応ができる絶好のチャンスなのです。
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パッケージデザインのリニューアルって
何をチェックしたらいいの・・・。
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続きは明日。