食のデータ「食の外部化」
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ある日の一日の食事記録。
朝ごはんは、炊いたごはんとお味噌汁と目玉焼き。
昼ごはんは、社員食堂で日替わり定食。
夜ごはんには、残業が遅くなったので、買い置きしてあった冷凍庫のピザを温めて。
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昼ごはんは社員食堂の人、夜ごはんは冷凍食品会社の人が作った食事を食べています。
このように、家庭内部の人以外が誂えた食事をとる比率が増えており、
これを「食の外部化」とか「食の外部化が進行している」と言います。
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たとえば下のグラフ。
昭和40年からの約50年分のデータですが、家計の食費支出にしめる生鮮食品の比率が
どんどん下がっていることがわかります。
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生鮮食品は野菜やお肉、お魚など、家庭で調理をするための食材。
家庭で調理した食を食べる比率が低下していることを意味します。
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社員食堂やレストランなどの外食、
スーパーの惣菜コーナーやコンビニの弁当など内食だけでなく、
スーパーで販売されている加工食品なども「外部化」をあらわす商品なのです。
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「できるだけ食事は家庭でまかないたい」とは思いますが
さまざまな事情で外部の食に頼らないといけない現代の食卓のあり方が見えてくるデータです。
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そうなると、生鮮食品を加工化しようか、外食に提供しようかという考えも出てくるというもの。
しかし生鮮食品をそのまま販売する場合でも
「提供の仕方一つ」変えることで変化する家庭の食に役立つものになるのです。
それが「情報」です。
これからの食の販売には「ブランド」というものを含めた情報の使い方が鍵になります。