「おいしいご褒美」をコンセプトとする屋久島のレストラン。入島観光客の減少という課題に直面し、島外販路開拓に向けたパスタメニューの冷凍食品化を2015年に開始。経験ゼロ・認知ゼロ・物流ハンデを越え売場を開拓中でいらっしゃるのが屋久島ヴィータキッチンさんです。
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1)誰に喜んでいただくか、お客様像とシーンを明確に。
味には定評があるものの、すべて手作りの少量生産、相場より高い価格設定(1,000円代中盤/一食)、手間を楽しめるお客様・シーンなどの要素を踏まえ、プロジェクト当初に目標とする「目指す売場」を設定しました。
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2)屋久島のイメージを活用したブランド・ビジュアル。
世界自然遺産の屋久島は高い知名度がありデザインにもその強みを内包させています。ブランドロゴ・マークは屋久島の植物をイメージした手書きの線を用い、非日常の食事にふさわしいプチプレミアムな印象を狙っています。
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3)商談で効果を発揮するストーリー・パンフレット。
バイヤーから高価格の納得感を得るためコンセプトを具現化したメディアを作成。眺めるだけで商品特性や作り方、ターゲットがわかり、実際の商談でも効果を発揮しています。当初目標としていた都市圏超高質スーパーでも採用いただくことができました。