デザイン考 デザインの入り口

170822

 

Kern meというサイトがある。

Kernを辞書で調べると
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1〈活字の字面〉に飾りひげをつける;〈文字間〉を詰める, カーニングする;〈活字〉を重ねる.
2文字間を詰める, カーニングする.
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という意味だそうで、デザインに関わっているとよく聞く言葉。
「ちゃんとカーニングしてね」という感じで。

書体ごとに文字の形状や線の太さに違いがあるため、
入力したそのままだと不自然であったり、読みにくかったり、
そういう文字配置になってしまうのを、
カーニングすることで、なめらかでスムーズな状態にします。

wikipediaでは
主に欧文の組版において、プロポーショナルフォントの
文字同士の間隔(アキ)を調整する技法のこと。
カーニングを行わない場合は文字の間に不自然な空白を招いてしまう一方、
適切にカーニングが施されたフォントでは字面間の空白の面積はほぼ均等になる。
と説明されています。

このKern meというサイト、素人でもこの文字詰め体験ができちゃうサイト。
しかも最適配置に比しての採点までしてくれる、おもしろい!

パソコンやイラストレーターなどのソフトがぐっと安くなり
「MAC持つ人、総デザイナー」みたいなところがあるんですけれども、
カーニングをきちんとしているかどうかは、
ちゃんと基礎が身についているかどうかの判断ポイントの一つ、でもあるようです。

難しいこと抜きにしておもしろいのでやってみてください。
でも、これはどうやってベストカーニングを決めているんだろう・・・。
これ、できるんだったら、そのうちイラストレーターに標準装備になっていくかも、
と思いながら、実は欧文タイポはすでにそうなっているのかもしれません。

小中学校の美術の時間なんかに
こういうソフトであそんでみたら
「デザイン」というものへの興味や、
「デザインされている」その仕組への興味を
感じてくれる人が増えるような気もします。

中島